コラム

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        1. あなたの「指示」でお店を良くするアイデアを生むスタッフが育ちます

あなたの「指示」でお店を良くするアイデアを生むスタッフが育ちます

スタッフが動かないのはあなたの伝え方です

期待通りに動いてくれません…

あなたが、組織のメンバーに対してアイデアを出すように指示をしても、「期待通りに動いてくれない」「どうして、考えを出してくれないのか?」とストレス感じたことはあるでしょうか?

実際に、「指示」を出し、人を動かすことは一般的に難しいと言われています。

 

レッツ・チャレンジ!

そこで、2人1組のペアを作り、今からお伝えするゲームを行ってみましょう。お題は次の通りです。

『普段自分の座っている席を起点に、自分の会社から一番近いコンビニエンスストアまでの最短ルートを相手に『言葉だけ』指示してください。』

いかがでしたか?
案外、相手がイメージできるように分かりやすく指示を出すことが難しいと感じられたと思います。

 

『相手本位』の話し方を意識する

日本には「阿吽の呼吸」という言葉がありますが、言語自体「ハイコンテクスト文化」に属していることが原因です。

つまり、家族や身内、親しくしている親友や仕事仲間などは、背景やバックボーンを共有しているので、ある程度は「なんとなく(抽象的)」でも伝わります。

しかし、実際の仕事の現場においては、それほど親しくしていない人や性別、年齢、経験、スキルが違う人とコミュニケーションを取っていくことになります。

そのような多種多様な人に対して指示を出すには、その人の知識や考え方を推し量って指示を出す必要があります。

つまり、「相手の立場に立って伝える(=相手本位)」ことが非常に重要なのです。

 

スタッフが動く指示の出し方

スタッフが動く指示の出し方には3つの重要なポイントがあります。

①「背景」や「目的」を伝える

②「具体的」なやり方を伝える

③相手が「分かる言葉」で伝える

 

指示を出した後に大切なこと

指示を出した後、結果について必ず評価をしてください。

「できた・できなかった」

「成功した・失敗した」

というような二元的な評価だけではなく、行った行動やプロセス(何をどうやったのか)についても評価し、改善点を加えるようにしてください。

評価をすることにより、PDCAサイクルが回り始め、次はもっと良い成果を期待できるようになり、スタッフの成長にもつながります。

 

最後はあなたです

あなた「指示」の出し方一つで、アイデアを出すスタッフが育つか?育たないか?が変わります。

是非、普段から何気なく行っている「指示」を見直してみましょう。